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コロナ後の経済観について。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は1日雨の予報です。

東京の木々の葉もようやく色付き出して、浜町公園のイチョウ並木も綺麗に色づいています。 この雨で最盛期の紅葉が散ってしまうのも少し寂しい気がします。

冬が近づいているのですね。毎朝ブログをタイプする手が、かじかみ ます。


弊社のお客様に中国の投資家が居られます。とても優秀な方でいつも大局的な経済の状況を

適切に教えてくださいます。有料の優良情報レベルの話をを雑談のように話して下さいます。

いつも感謝しているのですが、昨日のお話の中に距離の話がありとても興味深かったです。

コロナで止まっていた中国からのインバウンドの再開と規模についての話題の中で、

国境や政治・思想の壁を取り払って便利さと距離についてだけで考えた時、

中国の上海‐東京は飛行機で2時間半。上海‐北京間2時間15分。上海‐香港3時間20分

つまり上海から見て東京は香港より近いのです。

そして、中国の飛行機に遅延は付き物で、体感的には東京が一番近いとの事。

医療技術が発達していて、経済的規模も大きい、教育のレベルも高く留学先としても日本は人気だそうです。また礼儀やビジネスマナーを学ぶためにも日本での生活を希望する中国人は多いそうです。

だからインバウンドは必ず戻る。

上辺の買い物とか観光だけでなくもっと深化するのではないかという事です。 

在留中国人は79万人。

中国の人は個人の結びつきが強いので、在留中国人の家族友人を訪ねてくるフェーズが

次のインバウンドの形になるのではないかという事です。

なかなか日本では報道されたり議論されたりしない角度からのお話でとても興味深く聞きました。 

現在中国では今住宅ローンを借りられないそうで、恒大集団の整理をしながら不動産市場を調整しているようです。

資本主義的なケインズの「神の手」を国家が行うのは薄気味悪い行為に見えますが、

これが現在進行している中国での現象であり成果が出るのという事でした。 

個人レベルで国家と言う枠に関係なく人が繋がる。

まさにネットが繋がる、開かれた社会を体感しました。異国の人が済み始めると

近隣住民とのトラブルなどがあるかもしれませんが、交流を通じて分かり合えれば

経済にとってもとてもいい事なのではないでしょうか。

国家や国境を越えた人間の付き合いから商売のヒントを得る。

そして我々の不動産のビジネスに結び付ける方法を考えていきたいと思います。

2021年11月22日



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