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スタグフレーション懸念と5月の住宅ローン金利

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は1日中天気がすぐれないようです。藤の花が綺麗に咲く季節が来ましたね。亀戸天神が有名ですが今年はまだ行っていません。是非時間を見つけて行きたいですね。あしかがフラワーパークの藤も有名ですね。一度は行ってみたいです。綾瀬はるかさん主演の「今夜ロマンス劇場で」思い出します。

日銀が公表した当座預金残高の見通しによると為替介入を反映する「財政等要因」による減少額が7兆5000億円でした。為替介入を想定しない市場推計と5兆円強のずれがあり29日は5兆円規模の介入があったと思われます。2022年10月21日の介入では5.6兆円でしたので同程度の介入規模と言えます。介入当時は154円台まで値上がりした円でしたが、市場は米雇用コストが予想以上の上昇、インフレが根強く今回のFOMCで今年の利下げ回数のの見通しが減る事への思惑もあり金利が上昇、為替相場は現在157.70円まで戻しています。円安が経済への悪影響を及ぼす指標も出ています。実質GDPが1~3月1.5%減少名目GDPと実質GDPの乖離が拡大しています。円安による物価上昇に賃金が追いついておらず個人消費が下押しされたといいます。GDPでみたインフレ率であるGDPデフレーターは前年比3%台の上昇が続くなど、物価上昇が名目値を押し上げています。家計や設備投資で使う見かけの金額が増えても数量が増加していない状況と言えます。円安を抑えるために日銀が実質GDPを根拠に利上げすれば日本経済が「スタグフレーション」に陥ると指摘するエコノミストも増えています。政策運営、難しい舵取りになってきました。

5月の住宅ローン金利はSBIが短期プライムレートを引き上げ変動金利上昇も予測されましたが、優遇金利を拡大させたため前月と同様の金利水準となりました。固定金利はフラット35が1.83%と前月比0.01%の上昇に止まっています。都市銀行の10年固定金利はSMBCが1.7%(+0.31%)りそな銀行が0.14%高い1.78%みずほは0.1%高い1.5%。三菱UFJは0.08%上げて1.06%となっています。金融機関によってぶれが出ています。変動金利が有利な事は変わりないと思いますが、今後の金利動向には注視していきたいと思います。

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2024年5月1日


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