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バブル後最高値を付けた日経平均と実体経済。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。気づくと1月も10日を過ぎています。弊社は今月が3期目の期末なので決算作業と通常業務をこなすハードな毎日が続きます。来期の経営方針も立てるので新年の気分もすっかり飛んで行ってしまいました。それでもようやく今日神田明神へ新年の祈祷に行きます。

昨日の日本株は引け値が33763円とバブル後の最高値を更新しました。報道では東証のPBR1倍を上回るようにした要請があります。23年3月末、PBR1倍割れ企業が過半を占める状況を打開するため、プライムとスタンダードの全上場企業に現状分析と今後の取り組みの公表を求めました。東証は1部2部と分けていたカテゴリーを上記プライム・スタンダードと名称を変えるだけでなく上場基準を厳しくしたことが上場企業を動かし巨大な内部留保がM&Aや配当など企業価値を上げる動きに繋がりました。昨日昨年行われたソフトバンクGの孫社長の基調講演を見たのですが、AIの能力はシンギュラリティだけでなく20年後には人間の能力の1000倍まで拡大すると述べていました。1988年の世界の時価総額が高い企業ベスト10に8社の日本企業が入っていたのが2020年には0社になってしまいました。バブルの崩壊とネット勃興に後れを取った結果です。孫社長はこれからのAI革命において日本企業は技術を結集すべきであり企業の優劣もAIへの取り組み方で大きく変わり日本企業がその波を牽引できなければ失われた30年はさらに長くなると述べていました。確かにこの30年米国株は7倍から8倍近く上昇しています。日本株はまだ最高値の更新はできていません。この株高を次の産業の構築に結び付けて長く続く資産形成の礎となる年にしたいですね。NISAも始まり3000億円近くが株式市場に入ってくると言われています。機運が高まっている中水を差すことが無いように願います。

ファンダメンタルズでは東京都区部の物価が昨年3%の上昇になりました。総務省の調べでは41年ぶりの伸びだそうです。日銀の政策変更も今年現実味を帯びてきています。10年国債は昨日0.58%と落ち着いて取引されていましたが、その裏では米国金利の低下による世界経済の落ち着きを予見する投資家が多くなっていると言われています。世界各国の金利の落ち着きが今回の株高を演出しているとも言えます。同時に景気判断によっては海外市場動向に大きく左右されるので判断が難しいとも言えそうです。

弊社も2月から始まる4期目の方針を決めましたが買い入れを積極的に行いながら販売に関しては時間軸を短めにとって対応してこうと考えています。借入金利が上昇する前に勝負をかける会社もあるようです。株価を見るとバラ色の2024年に見えますが実態は常に厳しいですね。 



2024年1月10日

 

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