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執筆者の写真J&H HOME

フラット35融資基準の変更について。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日明日と天気は下り坂のようです。

週の始まり月曜日今週はどんな週になるでしょうか?

先週不動産関係の方と打ち合わせしたところでは売れている物件について地域での違いが

あるようです。現在は城南地区の高額物件がよく売れているようです。また地域的には、

城南地区が土地売りが人気に対し城東、城北では完成物件の動きが良いようです。

レインズの統計を見ても成約価格が減少していながら価格が上昇しているのは城南地区が

牽引しているからとも受け取れます。在庫の量が横ばいの為市場の先行きが暗いとみている

関係者が少ないように見えました。強気の見方が多かった地域は城南地区だけではなく、

千葉、神奈川、埼玉の都心20キロ圏の動きが強いようです。やはりコロナでリモートワークが推進し出社の回数が減った事、都心の価格が急上昇している為郊外に目が向いているそうです。

今日の報道によると国土交通省は環境に配慮した住宅に融資をシフトする政策を強化する

ようです。実際今月から「ZEH」基準を満たす物件に対して0.5%の金利優遇をしています。来年4月からは、窓ガラスや外壁の断熱性能を高めるなど、国が定める省エネの基準を満たすことを融資の条件とします。この施策が実際市場にどのように受け止められるかは

今のところ私は半信半疑です。環境に配慮する設備は価格が高くなるため、特に戸建のディベロッパーは採用していないところが多いです。大手の建築会社は新築戸建の多くに環境に配慮した建物を採用して販売していますが、昨今のサプライチェーンの混乱などで物資が

入ってこない事もあって販売途中で仕様の変更があったりしています。結局価格の上昇に

繋がるのではないかという懸念を持っています。ただでさえ価格が高止まりしている中で

来年に向けて市場がどのように動いてくるか注目です。

2022年10月24日


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