J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。昨夜から今週動きすぎたのか体調を少し崩したようです。今日午前中しっかりと静養して週末に向けて英気を養いたいと思います。同じように行動している、弊社のパートナーのずば抜けた体力には感服します。お互い随分走り続けていますので少し休み休み年末に向けて時間を取っていければと思いますが、先立つ数字がそうはさせてくれないのでしょう。営業マンの悲しい性ですね。
今日で11月も終わり。明日から師走に入ります。10月は最後に日銀がYCCの誘導金利1%超容認のニュースもあり11月の債券市場が注目されましたが、米国経済は好調ながらFRB高官、アナリスト等も来年の景気の落ち着きを予測昨夜指標である10年米国債金利は4.27%まで下がりました。これを受け日本国債指標10年債金利は昨日0.645%まで低下。ドル円も146円台に突入する場面もありました。 気になるのは明日から使われるフラット35の金利ですが11月を通じて金利が低下傾向であったこともあり、1.89%から1.91%程度が12月適用金利として予想されています。日銀の粘り勝ちの様相ですね。
来年はNISAの枠が拡大され貯蓄から投資への流れが本格化するのかが焦点になります。現金が市場に新規に入ってくるのですから株式担当者は株価がバブル以来の最高値を更新すると期待していると思います。しかし海外は利上げが経済に浸透するにつれ来年の相場の見通しを下目にみるアナリストが増えてきました。GSやJPなどの大手も来年の見通しが明るくないと予想しています。昨日はJPが来年のS&P500の水準を現在より300Pt下げて4200程度になるのではと予測しています。このブログでも書いているのですが、サンクスギビング以降の市場は相場関係者がクリスマス休暇に入っている事で例年市場規模が薄くなり動きが荒くなります。価格の幅が広くなる傾向にあるため一概に今の水準を妥当と考える事が難しいのですが、多くの市場参加者が来年景気が落ち着きから下落方向に考えている事が浮き彫りになっています。海外情勢に影響を受けやすい日本市場は今日の日経新聞にもあったようにオフィス賃貸料が下がっていて、大型の新築物件も予想され需給が悪くなっていることに加えて今まで市場を引っ張ってきた海外の投資家が海外不動産の負け分を日本の不動産を売却して決算を乗り切るとも言われていて不透明感が出ています。貯蓄から投資へという政策の1年目に海外がベアマーケットに突入するとマインドが冷え込みそうです。不動産市場は高値で安定しているように見え息切れを感じた2023年でした。仲介業は需給が保たれないと成立しないので今後価格が調整されるかに注目していま。NISAのなけなしの国民の貯蓄が海外の投資ファンドの儲け口になるようないつか来た道にはならないように願います。そのために我々は学ばないといけませんね。人脈の横のつながりの大切さを数日感じているので意見交換をしながらブログにも活かしていこうと思います。
2023年11月30日
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