J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝は気温以上にきりっと冷えて感じます。私事ながら本日54回目の誕生日を迎えました。51歳で起業して3期目を来月終えます。来年に懸けて会社方針や人生についても考えたいと思います。昨日先輩と話していた時にサラリーマンを離れていいも悪いも曜日から解放されたと話したところ「自由は責任を伴う」と言われました。重かったです。フワフワしていた企業から地に足付けた経営に向かって責任を感じます。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、13日、インフレが落ち着く傾向となっていることから3会合連続で利上げを見送りました。また、あわせて会合の参加者による政策金利の見通しが示され、来年・2024年は少なくとも年3回の利下げが想定される内容となりました。
FRBは12日から2日間、金融政策を決める会合を開きました。声明では「経済活動の成長は力強いペースから減速している。インフレは依然として高い水準だが和らいできている」などとして経済の減速とインフレの鈍化に言及し利上げを見送り、政策金利を据え置きました。FRBが利上げを見送るのは3会合連続で、政策金利は現在の5.25%から5.5%の幅を維持します。また、今回の会合でFRBは参加者がしめした今後の政策金利の見通しでは来年・2024年末時点の金利水準の見通しの中央値は今の水準より0.8ポイント低い4.6%で、1回の利下げ幅を0.25%とすると来年は少なくとも年3回の利下げが想定される内容となりました。会合後の記者会見でFRBのパウエル議長は、「金融引き締めの政策で政策金利はピークに近い可能性があるだろう」としたうえで、今回の会合で利下げの開始時期について議論したことを明らかにしました。
パウエル議長“インフレ落ち着くも継続的低下確実でない”
会合後の記者会見で、FRBのパウエル議長は「FRBの政策は金融引き締め的な領域に入っている。この政策は経済活動を減速させインフレを抑え込むことに圧力をかけているが、政策効果はまだ十分に現れたとは感じられない」と述べました。そのうえで、「失業が著しく増加することなく、高かったインフレ率が落ち着いていることはいいニュースだ。しかしインフレ率は依然として高すぎるし、継続的な低下は確実ではなく、先行きは不透明な状況だ」と述べました。また、今後の利下げの見通しについて「いつになったら金融引き締めを戻すのが適切なのかという疑問については視野に入ってくるし、きょうの会合でも議論した」と述べ、今回の会合でも利下げが議題にのぼったことを明らかにしました。さらに、今後の金融政策ついて「会合の参加者は、これ以上の利上げが適切である可能性は低いと見ているが、かといって利上げの可能性を議題から外すことは望んでいない。参加者が示した金利水準の見通しは2025年末に3.6%、2026年末に2.9%で長期の金利水準を依然として上回っている。経済が予測通りに進展しない場合、政策は適宜、修正される」と述べました。また「金融引き締めの過程を経て政策金利はピークに近い可能性があるだろう」とした一方で、「2%の物価目標に向けた道筋は不確かで、必要であれば一段と金融引き締めを行う用意がある」とも述べました。加えて「力強い経済成長は緩やかになりつつある。労働市場はバランスを取り戻し、インフレはだいぶ落ち着いてきている。待ち望んでいた状況だ。ただ、まだ道半ばで誰も勝利宣言はしていない。それは時期尚早だ。もう一段の金融引き締めを行う必要があるのかどうかの評価を慎重に行っている」と述べました。(NHKオンラインより抜粋) パウエル議長はインフレを抑え込み経済を軌道に乗せていると思っているのではないでしょうか?この結果を好感して株価は年初来高値を更新しています。日本の政策金利決定会合は18日19日。植田総裁は「チャレンジング」になると発言していますがその真意や如何に。世界経済との関係性もありますから7日の国会答弁の際脳裏にあったように進んでいるのでしょうか?気になる為替は142円台に戻っています。
先を読みながら組織を運営するのは本当に大変だと感じています。2つ3つシナリオを持っていかなる状況でも対応できるようにしなければ目標を達成する事は難しいでしょう。そのためにもリサーチが必要で時々の政策の変更も必要です。朝令暮改と言われますが、頂きに登るルートを少し変更しただけだと最近では感じます。サラリーマンの時は一貫性がないと思っていた上司の発言を今なら少しわかるような気がします。正しいのか間違っているのかは数年後分かるのではないでしょうか。まずはその日に向かって会社・個人として何をできるかを個々人が考えて発言し議論する事そして経営者は決断する事が大事だと今は感じています。54歳の抱負でした。今後もよろしくお願いします。
2023年12月14日
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