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執筆者の写真J&H HOME

中古マンション平均価格1億越えの記事を読んで。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日は梅雨はどこに行ったのか?という夏のような天気です。気を付けて水分補給していきましょう。

東京の中古マンションの価格平均が1億円を超えたと報じられていました。海外の人が

港区など人気の土地、マンションを買っているそうです。

昨日丁度海外に詳しい方と打ち合わせをしていたのですが、円安の影響が大きいといいます。対ドルではコロナ前20%、対ユーロでは15%程度円安になっています。円安が外貨を呼び込んでいるというのは皮肉な話です。基調的には国内円が海外に流れている中で一部の商品・不動産へ海外からマネーが流れ込んでいるという図式です。また地政学的に日本が政治的に安定していて不動産では所有権がかなり強く守られている事が影響しているといいます。中国では不動産の持ち主は国。土地も建物も基本、国のもので占有権(使用権)の

売買です。値段が高騰している事、政治的に物件をいつ取られるかもしれないという不安も

一部お金持ちにはあるようです。中国のお国事情として結婚する際に男は家を所有していなければならないという文化もあるといいます。現在は飽和状態にあると言われている不動産ですが一人っ子政策で結婚した際部屋を数室持っている夫婦もかなり多いと言っていました。高齢化が急速に進んでいる中国で今後相続でも不動産が次世代に受け継がれるので市場的に価格低下の不安があるとも言われているようです。

彼らからしてみれば日本の土地は安すぎに見える中での円安ですから爆買いに繋がるのは真っ当なようです。東日本橋の片隅の不動産業者にも話が舞い込んでくる状況ですから、実体はかなりな盛り上がりを見せているのかはたまた収束に向かっているのか。1929年モルガン卿は街の靴磨きの少年が株の話をしているのを聞き相場の転換点を予想したそうです。炭鉱のカナリアは鳴いているのでしょうか?

2023年6月29日


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