J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は暑くなる予報です。
昨夜のNY金融市場ではFOMCで0.75%の政策金利の利上げが発表になりました。
昨日の日本国債市場では昨日のブログで指摘した残存7年の国債に対しても日銀が
買い入れる事を発表したため市場は大荒れ。売りは止まらず、東証が一時市場を止める
サーキットブレーカーを発動する一幕もありました。欧州中銀もイタリアの国債の急落
に対応する処置を一昨日取っています。FOMCでパウエル議長は次回のFOMCでも0.5%
から0.75%の利上げが行われる可能性を示唆。景気後退のサインが出れば即座に対応する
との声明も出していますが、両にらみの声明でしたが明らかにインフレと戦う姿勢を強調
した内容となっていました。夏に向けて各国中銀の戦いが続きます。
不動産市場で直近注意すべきは、サプライチェーンの崩壊に対する物資の高騰と輸入価格
に直結する為替相場、そして日銀の金利に対する姿勢だと思います。
FOMCの声明の中でパウエル議長は中国のノーコロナ政策がサプライチェーンの混乱に影響
していると発言しています。ノーコロナ政策は続くものの先週上海のロックダウンが解除
されるなど中国沿岸部の商業が動き始め楽観できるニュースとなっています。
神経質な環境ではありますが、しっかり解説をすることで少しでも皆様の不動産の購入の
お役に立ててればと思います。今後もよろしくお願いします。
2022年6月16日
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