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  • 執筆者の写真J&H HOME

思いをつなぐ建築。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は午後から夜にかけて雨の予報です。昨日は雲も多かったですが時折顔を出す太陽の日差しが強く蒸し暑かったです。打ち合わせで訪れた物件の周辺環境を撮影しつつ売り方を所有者の方と一緒に話し合いました。

所有者の方の思いを次の方に受けついで頂けるように販売していかなければなりません。

背筋が伸びる思いで打ち合わせを終えました。建築は建築者の思いの詰まった器に所有者様の思いが受肉します。所有者様方の思いが強いほど管理組合が機能し管理が行き届き目に見えない物件の価値に繋がると思います。今回はそんな物件です。

打ち合わせの後、銀座のビアホールに行きました。2021年に国の登録有形文化財に指定された建物は1934年建造された日本最古のビヤホールです。ビヤホールのホームページには店内は「豊穣と収穫」をコンセプトに、大麦やブドウをモチーフとした装飾が施され、我が国初めてすべて日本人が制作したガラスモザイクを使った正面大壁面は圧巻です。ビール麦の収穫に働く婦人たちを描いたもので縦2.75m横5.75mの大きさがあります。竣工された1934年は関東大震災の復興期でした。銀座和光は1932年泰明小学校は1929年の建築です。壁画だけでなく壁タイルもこだわりがあります。「大地」をイメージした赤褐色。太い柱の上部には、ビールの原料である麦の穂を表現したタイルがあしらわれています。また天井から下がる照明のデザインはブドウの房をモチーフにしたものとビールの泡を表す水玉模様が摸されています。東京大空襲でも奇跡的に被害を受けなかったため今日までその姿を竣工当時のまま残しています。そのビアホールは毎日超満員。竣工当時からの賑わいが今日も続いているところが特筆すべきところです。美術品のように愛でる建築ではなく現役バリバリの誰もが入館可能な登録有形文化財。ビール好きだけでなく万人に見て感じてもらいたい

日本の至宝だと感じました。すっかり杯を重ねて花より団子になってしまったのはご愛敬です。今週も頑張っていきましょう。

2023年5月22日

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