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執筆者の写真J&H HOME

新しい指標、価値観。スピードが速く戸惑います。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昼過ぎからの局地的豪雨に注意です

昨夜行われ発表された米国中央銀行FOMCでは大方の予想通り政策金利の0.75%引き上げ

が決定されました。その後行われたパウエル議長の記者会見で「次回の利上げは経済を見

ながら」と発言したことで最近の指標が年末からの景気後退を示唆していたため、急激な

利上げは今回までとのメッセージと市場は取り株価は急騰しています。

Nasdaq市場は+469pt上昇。本日の日経平均も上昇が予想され先物は28000円台を回復

しています。ひとまず大きな山場を越えた市場ですが、上がった物価をこれから景気が落ち着くなかでしっかりと下がってくるのかがポイントになります。資源・農作物価格は相場に比較的準じて上下しますが工業製品や加工品は一度上がると下がりにくい傾向にあります。

年末景気の冷え込みが起こった際、企業業績が下がった際、物価が高止まりしているのに

賃下げが起こりスタグフレーションになりかねません。その時FOMCや各国中銀は適切に

利下げが出来るのでしょか?不動産はそのような不確定な要素が大きくなると消費者の

気持ちが離れる傾向がある気がしています。先安観測があると価格が大きいため購買欲に

火が付きにくくなります。今年後半は景気指標と価格が焦点になりそうです。

日本の先週のコロナ感染者数はG7で一番だったと報じられていました。同時に政府はコロナを感染症法上第5類にしようとしています。この2年超の経験から我々市井の感覚は中々素早く反応できませんが、おっかなびっくりでも前に進む事が必要な段階かもしれませんね

2022年7月28日


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