J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。穏やかな朝です。
今日から日本シリーズが始まります。私が応援するヤクルトスワローズの若き選手達の
奮闘期待します。今年は打撃が3冠王の村上選手筆頭に好調で打てるチームです。
投手は9勝がチーム最高勝ち星と優勝チームとしては見劣りしますが、完全な分業制が
定着していて中継ぎの木澤投手がチームの勝ち頭です。負けていても中盤から追い上げ逆転する試合展開だから付いた勝ちですが、敢えて中継ぎを強化する事で先発投手の負担を下げた結果ともいえます。投手出身の高津監督ならではの采配ではないでしょうか。
投手は守備をしている時一人で打者と対峙するため自我が強く闘争心むき出しのイメージがあります。それでいて冷静さも要求される難しいポジションですが、やはり監督としては
ピッチャーのモチベーションを保たせることに気を遣うようです。プライドが高い投手が多いので特に調子の悪い時の変え時には細心の注意を払うようです。そこに高津監督はメスを入れ調子の悪い投手をうまく交代させる仕組みを作りました。また2軍での調整はネガティブなイメージでしたが、調整場所という位置づけを確立する事で投手の登板間隔も拡がり
調子が維持でき投手崩壊が長らく続いたヤクルトの歴史が変わりました。
組織の問題に向き合って分析、チームに周知させ実行するという監督の強い意志を感じます。10キロほど体重もシーズンで落ちたと言います。心労、想像にたやすいです。
事業を興した我々も小さな組織ですが高津監督の手腕を見習って社業に活かしていきたいと
考えています。今年はそんな見方で日本シリーズを見て見たいと思います。
2022年10月22日
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