J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日は大みそか。
大掃除を終えゆっくりと年の瀬を過ごす。
なんて方多いのでしょうか?拙宅はこれから最後の大掃除、まだまだ休まりません。
先ほどYahooNewsを見ていたら不動産関連のニュースや記事が特別多く感じました。
私が毎日閲覧しているので沿った話題がアップされるにしても今日の記事の量は多かったです。毎年来年の不動産相場を占う記事が多いのですが今年は両極端なのが気になりました。「不動産暴落の阿鼻叫喚」・「来年も不動産価格が上昇するこれだけの理由」など。
その両方に正当性がみられ市場が両極端な見方をする理由が読み取れます。
暴落の論点は価格が異常に高くなってしまっていること、タワーマンションなど築年数の経った場合に価格を維持できない。パワーカップルの与信枠でも買える価格を大きく上回って買える層がいない値付けになってきている等です。
築年数の問題は、克服しなくてはならない問題です。不動産とは将来を買うようなものでもあります。20年後その建物は20年分老朽化した場合の資産価値を考えた場合、今の試算表とは別の試算(リフォームの技術のさらなる向上及び価格の低下や耐用年数の改定など)
がなければ、価格の上昇は説明できなくなります。
一方で不動産価格が引き続き上昇するという見方は、世界的なインフレ圧力・まとまった
土地の供給減が挙げられています。
加えて相対的に安く見え、低金利持続が予想できる日本への海外の資金の流入があります。そのため外資が大家さんになって日本国民はその価格を買うことができず、賃貸を続けるというものです。
どちらにしてもバラ色とは言えないのですが、コロナ禍後景気が上向くことを予測できれば
資産価格も納得してもらえるようになるかもしれません。
過去30年の土地の価格の低迷が反転しているという見方が正しいという指標が出始めれば
景気回復と賃金の上昇が相まっていくと新しいシナリオが出てくると思うのです。
年末の朝そんなことを考えてしまいました。皆様はどう思われますか?
よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。
2021年12月31日
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