J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日から天気は下り坂。気づくと4月も中旬、周りではGWの話題が増えてきました。弊社は2021年5月10日から本格始動しました。丸3年経つのだなぁと感慨深くなります。取り巻く環境はコロナ禍、世界的なインフレ、続く不動産高騰、会社的には不動産仲介だけでなく仕入れや買取再販、リノベーション事業にも参入、当初予定より速いペースで事業は増えています。売り上げは順調に増加していますが増加カーブは事前の予想より少なく経営が安定するにはもう少し時間がかかりそうです。会社の社是の「誠実・熱心・謙虚」を守りながら売り上げを増やすのは二律背反にも思えます。顧客に対して誠実に向き合い熱心に対応すると多くの時間がかかります。効率を重視すると社是が疎かになります。3年間、結果休みなく対応しています。仕事をやり切った事が一番充足感を得られる事も分りました。そのためには時間をかけて顧客と共に進む事が1番重要です。手を抜いて結果クレームになったりするとより時間も神経も使います。そんな時社是を思い返します。経験する事で仕事のペースは上がります。すると効率も次第に上がってくることを実感しています。結局顧客対応を疎かにしてほかの顧客対応を増やすより自分のスキルを上げる事のほうがよっぽど効率的なのだと改めて気づかされます。「あたりまえだろ」「何をいまさら」という声が多方面から聞こえてきそうですが、膨大な時間を費やしてきたからこその感覚だと思います。感覚には個人差がありますから僕の場合は3年もかかってしまいました。周りの仲間と馴れ合いでなく真剣にぶつかりながら進むこと、自分の意見を持つこと。つまり「覚悟」を持つことがビジネスのアクセルになると感じています。言われたことをやるより考えて、思いをぶつけて意見の再構築をして動きながら調整していく。そして自分の得意分野を探し提案しながら会社の事業バランスを考える。事業という山の上り方は人それぞれ、仲間を信頼しながら最短の上り方を模索するとだんだん文句もなくなります。「文句」は覚悟の欠如なのかもしれません。限られたリソースを最大限に使ってパフォーマンスを発揮しないと事業の継続はありません。時間も有限です。どうしても考える時間が増えます。ボーっとしている時間を家族に指摘されます。家族のサポート感謝せずにはいられません。
2024年4月18日
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