J&H HOME小野弘志です。東日本橋は晴れ。9月最終日半期末の方も多いと思います。
落ち着く暇もなく、下半期が始まるので気が休まらないと思いますが、
ちょこっと自分へのご褒美考えてみてください。会社の会計時期的に弊社は半期末では
ありませんが、今日の夜はご褒美で街へ出たいと思います。
イギリスの金利の乱高下は先週の22日に中央銀行が利上げを行い、中銀による国債入れを
中止する発表の後、トラス新首相が物価高による影響を緩和するために財政出動をするという事で財政のバランスが崩れる事を懸念され国債や為替が乱高下したという事でした。
イギリスの年金基金がデリバティブを使って年金を運用していたという記事も出ており
実体の何倍もの投資を年金基金がしていたため金利が上昇するとデリバティブ部分の損失が
巨大に膨らみ市場が動揺したという事のようです。日本の年金機構はクジラと言われていますがデリバティブを使っているという話は聞いていません。もし使っていても微量だと思います。年金基金が資本の何倍もの取引が可能であるデリバティブを使って金利上昇へのヘッジを取るのではなく、低金利のポジションを上乗せしていたとは素人的には驚きです。
その上追証が発生する直前だったという事は投下資金の70%程度を失っていた可能性があります。イギリスでは年金原資をそのような取引に使う事への抵抗はないのでしょうか?
財政規律は乱れている日本ですが、積み立てられた基金をレバレッジをかけて運用するという事へのアレルギーがあるのはまだよい事かな?と思います。
もしかすると大国の破綻という瀬戸際だったとも思われるニュースに触れて背筋が寒くなりました。我々も企業としてそれなりの投資をしています。会計規律を守りつつ責める難しさを感じた朝でした。といいますか、世界経済にもかなり危ない局面でしたね。
勘弁してください。半期末で数字がぶれてしまった方お疲れさまでした。大荒れの下半期かもしれませんがシートベルトしっかり締めて、といってもアクセル全開で頑張りましょう!
2022年9月30日
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