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米国金利が上昇していますが、ちょっと今までと形状が変わってきました。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日も暑いですね。朝から営業に出ていますが、この暑さには慣れません。

本日の日経新聞に円安懸念の記事が出ました。記事を受けて為替は145円台と1円程度円高が進みました。米金利は10年債が4.31%と今月の3.89%からCPI・PPIを通過して上がり始めています。今回の金利の上昇は2年債の上昇幅よりも長期債の上昇幅が大きい事が注目されています。今まで2年10年Spreadはマイナス80~100Bpで推移していましたが現在はマイナス65Bp と縮んでいます。ここから米国経済のインフレ懸念が再燃している事が浮き彫りになります。短期市場はFOMCの政策金利に連動する為直近の指標・政策担当者の発言などを基に推移していきます。FOMCの利上げタームの終息が近いと考えられていて、秋口からの米国、世界経済の減速を市場は予想していました。ところがアメリカ経済は市場の思惑よりも強く推移していると判断が変わってきていると現在のイールドカーブから紐解けると思います。経済が軟着陸するの予想が更なる成長を予見しているようです。現在株式市場は米国も日本も下げているのですが、金利の急激な上昇を嫌気しているようです。中期的には景気の強さが露呈すると考えられます。先般中国経済が世界経済を冷ますような記事が沢山出ていましたが、実際はどうなるのでしょうか?注目していきたいと思います。

2023年8月18日

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