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執筆者の写真J&H HOME

街のオアシス坂本公園。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は雨。夜には上がる予報です。

不動産業を営んでいて仕事柄街を歩く機会が多いのですが、都会でも思ったより緑が

多くあると感じます。メインの通りの街路樹がメインなのですが、一本入ると下町では

路地に鉢が並んでいたり、山手では生垣や壁の向こうから大きな木が伸びていて営業中でも

ホッとするのです。最近できたビルやマンションの周りには特に配慮されている気がします。自治体も公園の整備への考え方も変化してきた気がします。公園と言えば子供の聖地という感覚で、広場や遊具がメインで囲むようにベンチがあるのが昭和の公園のイメージです。海外では森を作ったり山に来たような感覚を与えてくれる公園が多くあります。スケールも東京とは違いますが、代表的にはセントラルパークのイメージです。日本の公園も変ってきたなと思う場所が中央区にあります。すでに豊島区の豊島区立南池袋公園がありますが規模はそこまで大きくありませんがコンセプトが似ていると感じる坂本公園があります。

以前は築山があったりして子供向けなのか大人向けなのか中途半端な感じがありましたがお隣の坂本小学校の改築に当たり旧坂本公園に仮校舎が出来た事でリニューアルされました。前面芝生、気がいい感じに配置されていて大人がゴロンと出来る様に無料のゴザのサービスもあります。芝の緑が目に映えてとてもいい空間です。築山は残されそこも芝生が植えられていて統一感があります。信号の向こうは東京証券取引所がある兜町です。そんな都会の一角に巨大ではありませんが十分な広さがある都会のオアシスが街の魅力を上げていきます。ビルを高く大きく作るのが効率的とされたハード中心な時代から建物の中で町の中で動く人間にフォーカスされた街づくりに変ってきたと実感します。町の魅力が上がる事で資産価値も上がります。すると人が集まります。不動産の新しい価値観の創出が見出されていると思います。我々も不動産業の端くれ。時代の流れにうまくマッチしたビジネスモデルを創出していきたいと思います。今日は終日雨のようなので事務所でそんな事でも考えたいと思います。

2023年6月11日


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