J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。急な雷雨に注意が必要だそうです。
今日も不動産とは関係のないお話です。遠縁ではありますが・・・
金利スワップをご存じでしょうか。中長期の金利を決める重要な指標となる金融商品です。
住宅ローン金利にも影響を与える商品です。
あまり知られていない金融商品ですが、実は生活に大きく影響しているのです。
この金利スワップが大きく変わることはもっと知られていません。
金利の水準を計算するための指標金利Libor(ライボー)が廃止されOISに指標が変わります。なんのこっちゃな話ですが、6か月の指標金利が各金融機関の参照金利の
平均から翌日物金利を6か月間の複利する方法に変更されるのです。
変更によって我々の生活に大きな影響はありませんが、金利が低利に抑えられる可能性があります。翌日物の金利取引は中央銀行によって管理されています。
1か月物や10年物などは市場の思惑も入った取引になるので急騰、急落が起こります。
OISが指標になると中央銀行が決定権を持ってくるので短い期間の金利は動きにくくなると思います。
そうなると益々、住宅ローンも変動金利での借り入れが優位になるのではないかと思います。
2021年7月29日
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