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執筆者の写真J&H HOME

金利市場が揺らいでいます。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は満月だそうです。でも一日中

曇り空で満月を見るのは難しいかもしれませんね。

難しいと言えば昨夜のNY金融市場はまた大荒れでした。DOWは800ドルのマイナス。

金曜日のインフレ指標が40年ぶりの高水準だったことで国際的に債券市場が大きく下落

したことが原因になっています。昨夜の米国債10年債は0.21%金利上昇の3.37%

同様に5年債+0.23%・3.48%2年債+0.23%・3.27%日本時間木曜日深夜に発表になる

FOMCの政策変更予想も75Bpの利上げが先週の21.3%から31.3%と上昇しています。

世界的な金融緩和の回収期なのですが、スピードがかなり速くなっているようです。実体経済の需要が大きく上がっているのは確実なのですが、サプライチェーンの崩壊による物価の上も大きく景気を冷やすための利上げの幅は経済を冷やしすぎる可能性もあります。

適温相場からの反動ですから市場は実態以上の振れ幅で動きます。そして反動も大きくなります。振り子のように落ち着く地点を探している中で、過剰な政策変更は更なる振り子の増幅になりかねません。アメリカが台湾に公に武器を輸出する事が報じられたり、サプライチェーンの崩壊によってドル建ての決済量が減っていて、コロナ禍から地政学的な不安の中

ドルの地位が揺らぐのを狙っているという見方の人もいるようです(まだまだ少数でしょうけれど)冷静にニュースを見つつライフプランを考えるきっかけにするのもいいかもしれません。

2022年6月14日


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