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執筆者の写真J&H HOME

金融の荒波に流されないために。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日からの雨は上がりました。

でも天気はぐずついて明日は雨に逆戻りのようです。梅雨ですかね。

街の紫陽花も色づいてきました。

昨夜のNYの金融市場は米国10年債の金利が3.04%まで上昇して為替も1$132円まで

下落しています。昨日日銀の黒田総裁は緩和姿勢を強調しましたが、海外要因もあって

10日本国債の金利は0.24%に上昇しています。日銀の介入ポイント(0.25%)が近づいて

きました。原材料パルプや原油の価格は上昇していて、来週のFOMCまで神経質な市場展開

が続きそうですね。住宅ローン金利は事前審査で適用されている金利はその月のものであり

多くの金融機関は実行時の月の金利が適用されます。新築マンションを購入する際などは、

2年近く先の金利が適用されるので、今のような金利上昇局面では不確定要因になります。

ネットでは住宅ローン金利がどんどん上がるような記述も多いですが、住宅ローン金利の

決定要素を知っておくと準備ができるかと思います。固定金利は概ね日本国債10年物に

連動します。変動金利は、日銀の無担保コールという翌日物から短期プライムレートが

算出されその金利水準がベースになります。日銀が短期金利、長期金利両方をコントロール

出来ている現状ではアメリカのように昨年末1.5%程度の金利が3%超になるようなことは

考えにくいですが、どちらがコントロールしやすいかと言えば短期金利です。短期金利は

今までも年金の引き出し日などには資金需要が上がるため金利が上がる傾向にあるものを

金融調節を用いて市場に資金を注入する事で金利をコントロールしています。

短期金利の方がコントロールがしやすいと言われています。

金融市場のメカニズムについても知って頂けると資金計画も立てやすくなるかもしれません。その際にはライフバランスの資金計画、保険なども大切になります。

是非弊社にご相談ください。

2022年6月7日


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