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金融市場と不動産市場。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。午後から雨の予報。週末の天気が心配

です。 昨夜のNY市場は消費者物価指数が年率で8.4%(予想8.1%)前月からは低下したものの、株式市場は下落。NASDAQは3%を超える下落となりました。

本邦市場はどうなるか注目が集まりますが、日経平均は直近26000円を挟んだ攻防が続いています。日経平均は年初から米国市場の上昇幅と比較しても低く推移していたので、

更なる大幅の調整を見ている市場関係者が少ないようです。PERも12倍と過去の下値まで下げている事も指摘されています。一方チャート的には25日線と75日線のデッドクロスが視野に入ってきている事が悪材料視されていました。株式市場ほど不動産市場は動きが激しくありませんが、資金の流れを見るのであれば注視する必要があります。

日銀が指値オペをしている事で住宅ローン金利の急激な上昇は抑えられると思いますし、

政策の変更は直近ない事を考えると、変動金利の基準である短期プライムレートの大幅な

変更は限定的だと思います。5月の各金融機関の住宅ローン金利もみずほ銀行はネット経由

で0.375%とかなり低利に設定しています。優遇金利の幅も固定されるならまだ、住宅市場

の活況は続くと予想できます。物件を探していても都内に新規の優良土地の販売が出てきません。売り手市場が続くと予想されています。インフレ観測から原材料の価格も上がりっぱなしです。その裏で価格の上昇に顧客が付いてこれなくなっているという声も聞こえ、郊外

の物件が賑わっています。市場環境を見ながら自分達のテリトリーを代えていく事が必要になるようです。

2022年5月12日

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