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執筆者の写真J&H HOME

2023年の不動産市場動向をヒヤリングしました。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝の気温は1度。湿度が高いせいか

とても寒く感じました。

昨日は午前中仕入れ候補の打ち合わせ。午後は美しが丘ハイムのリノベーションの再確認と

バタバタしておりました。

打ち合わせでは各社仕入れの環境が異なることに気づきました。1月は業者周りをして今年の方針を聞きました。

折しも金利が上昇している局面でしたので各社取り組みが異なり興味深かったです。我々が同業者なので敢えて強気の発言もあったと思いますが、総じて2023年の相場には強気で高値でも仕入れていくという事でした。

実際は年初から在庫の物件の多くを値下げして売り切る施策を取る会社や販売が好調な城南

地域に仕入れを集中している会社、埼玉や神奈川の物件の仕入れを抑制する会社、昨年より

地域を広げ2割増しで仕入れを拡大する会社など多彩です。

読み解けるのは相場の大きな下落は考えていないものの仕入れの金利を注視しつつ地域を

選んで投資していくというものです。本日の報道では昨年の首都圏新築マンションの価格が過去最高(6228万円)東京23区では8236万円となりました。しかし昨年末から日銀の動きを見ても日本でもインフレの駆逐に動き出している事が実在化しており企業の調達金利の上昇も避けられないという環境下での施策になっていると考えます。相場は踊り場に入っているか高額帯の地域を除いては下落に向かっていると思います。

市場価格を上げているのは不動産建築業者ですので、彼らの仕入れ価格が落ち着けば市場価格は落ち着くと考えています。消費者には住宅ローン金利が上がれば物件価格が下がっても総支払額の面では変わらないかもしれません。

消費者にどのように映るのか興味深いです。また如何に付加価値を付けていくかも話題になりました。高額になるとデザインや装備などが注目されます。消費者目線での商品力の向上も必要になるそんな潮流を感じました。

2023年1月27日

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