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  • 執筆者の写真J&H HOME

3月最終日。不動産業界は好調のようです。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝は空気がヒンヤリしました。

東京カンテイによると東京都都心6区の中古マンションの70㎡の軽金希望売り出し価格が

前月比73万円高く1億38万円でした。最高額を更新しました。千代田区の高額物件の取引があった影響が大きく全体では天井感が強まっていると東京カンテイ高橋主任研究員は日経新聞に語っています。在庫は4023戸と前年同月比19%増えています。

指標として数字だけが独り歩きしがちですが、高橋主任研究員のお話の通り取引件数が少ないなかで高額物件の取引があると指標全体に与える影響が大きく本質を見誤りかねません。

不動産業界の肌感覚ではこの3月は年末から少しずつ動き出していた個人の顧客の動きが

良かったと言えます。3月が期末の企業も多く数字を作らなくてはならない事情もあり少し

の価格調整が入ったとも言われています。企業の仕入れも回復してきているようで水面下で

仕入れて建物が建って販売される夏以降の物件の数は増加するのではないかと思います。

昨夜は古い仲間が会社を訪れてくれたため夕方から盃を傾けましたが、経済に詳しい彼が言うにはこのままの金利水準では米経済の動向が年央から悪くなる兆しが出ていて中央銀行は

現在の利上げスタンスを変更してくるだろうと言っていました。実際2年債は年始の5%から4.5%程度まで低下していて2年10年スプレッドは逆イールド0.5%程度の水準まで改善してきています。財政の問題が夏頃出てくると思いますが中央銀行は積極的に金融市場へ介入を続け景気の手綱を引いていくと思います。景気循環から見てのピークは過ぎた感じがしますが底はさほど深くないとの見通しでいます。2023年新年度が明るいスタートになる

と思っています。

2023年3月31日

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