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住宅ローン金利について

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は雨。朝から強い雨が降っています。

それでも東京は梅雨入り宣言はまだのようです。梅雨前線が南下しないからだとか。

今日は1日事務所での作業になりそうです。


昨夜は皆既月食でした。東日本橋は曇っていてよく見ることはできませんでしたが、Netのライブ配信で北海道の映像を楽しめました。

スーパームーンと呼ばれる大きな満月での皆既月食は24年ぶりだったとか、見れなくて残念でしたが、次は12年後。今年創業のJ&H HOME(株)の12年後どうなっているかな?など夢を抱いて空を見上げました。


5月も後4日。月日の経つのは早いですね。

今日は住宅金利について、お話ししたいと思います。住宅ローン金利はどのように決まるのだろうか?そんな質問をよく受けます。 答えは住宅ローン会社の独自の判断に依る。

ということになっています。 それでも各社競争している中で大体同じような金利になるのは理由があります。 各社長期の住宅ローン金利の決定の基準に日本国債の10年債の金利を使っています。現在日本国債は財務省が月一回発行されています。発行量、新発既発の選別は財務省が決めていますが、その多くを日本銀行が市場で国債を財務省から入札した金融機関より買い入れています。 金融機関はほんの少しだけ入札で買った国債を日銀へ高く

売れるので市場で国債は順調に消化されていきます。

それは現在日銀はイールドカーブコントロールという政策を行っていて長期金利を一定範囲以内に収め超低金利政策を円滑に進めようとしているからです。 

諸外国では長期金利は市場に短期金利を中央銀行がコントロールするのが普通ですが

日銀は長期金利を低く抑える政策を実行しています。 

この政策下で日銀は4.27の金融政策決定会議で、10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な 金額の長期国債の買入れを行う。 と声明を出しています。

このような金融政策の下での住宅ローン金利は10年国債を基準に設定されている以上

急激な上昇はないと考えるのではないでしょうか。


(4/27日銀の声明)


2021年5月27日



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