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地価上昇・消費者物価指数・中央銀行政策決定盛りだくさんの1日。


今日から各国の中央銀行の政策決定会議が始まります。市場は大きく動いていますが、この

大きなイベントを前に短期の売買になっているからだと思います。取引高も少ないようです。 明日9月22日は金融市場にとっては大事な日となりそうです。(FOMCは現地21日午後14時に発表・東京22日午前3時)

国土交通省が20日発表した2022年の基準地価は住宅地や商業地など全用途の全国平均が前年比0.3%上がり、3年ぶりのプラス。住宅地は1991年以来、31年ぶりに上昇。長期の低金利と新型コロナウイルス流行下での生活様式の変化で、都市近郊でのマイホーム需要が喚起された。(日本経済新聞)基準地価全国平均で住宅地の地価がバブル依頼低迷した

地価が反転しました。ウクライナ情勢やコロナ禍という特殊事情もある皮肉な結果ですが、

総務省が昨日発表した消費者物価も30年8カ月ぶりに2.8%の上昇となりました。

黒田日銀総裁が就任されたときから目標にしていたインフレ率2%。デフレからの脱却。

世界情勢の不透明からの価格の上昇で本来総裁が意図した状態ではないかもしれませんが

達成されました。総裁の任期は2023年4月8日まで。胸中どのようでしょうか?

基準地価は今年1月1日が基準になっていますし、実体相場と連動しているわけではありません。一物一価の不動産ですから実際の取引では参考程度になりますが、トレンドは確認できると思います。地価が都心よりも郊外で上がっていると感じている方も多いと思います。

23区で取引していると土地の価格が坪200万円以上の地区が増えている事を実感しています。今週の世界の情勢が今後どのように不動産価格に反映されていくのか?しっかりと見ていきたいと思います。

2022年9月21日


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