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夜明け前が一番寒い。これから勝負です。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。 懸念されていた大雪も都心では

ほとんど降らず交通機関等にも影響が限定的でよかったです。受験生を持つ親としては

ほっとしています。今日も受験に向かう長男の健闘を祈るばかりです。

日経新聞のような経済紙だけでなく、一般紙でも昨日のアメリカ消費者物価指数(CPI)

の上昇は注目されています。 昨晩発表されたアメリカのCPIは年率で7.5%の上昇と

前回の7%、市場予測の7.3%をいずれも超す大きな上昇となりました。

株価はDowが1.81%Nasdaqは1.41%の下落となりました。金利は大きく反応していて

2年債は0.22%の上昇。1日での上昇としては今年1番でした。10年債も0.1%の上昇で

2%の大台を超えてきました。昨年末からアメリカの利上げを市場は織り込んでいながら

昨夜の金利の急騰は市場が思い描いていたインフレイメージをはるかに上回るペースで

物価の上昇が進んでいる事になります。『市場は行き過ぎる』とよく言いますが、

織り込みが足りなかった、実勢が予想を上回った状況となっています。

来月のFOMCでの利上げは当たり前となっていますが、FRBがどの程度の期間をもって

利上げをすることでインフレを退治できるかという事が重要になってきています。

日本はインフレがさほど生じてはいませんが、海外からの輸入価格の上昇は必ず価格に転嫁

されることになります。実際ガソリンや小麦等昨年から値上げが続いています。

企業の四半期決算を見ると最高益の会社が多く実体経済に経済政策が浸透している結果を

表しています。 是非この3月の給料改定時には大盤振る舞いをして、インフレを景気循環の悪にせず、購買するなら『今でしょ!』という気持ちにさせてくれる状況を作って本格的な景気拡大期を醸造してもらいたいと思います。

2022年2月11日

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