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大雨の先に明るい太陽を想いつつ、経営に重ねる朝。


2人で会社を経営していていますが、事象の見え方が違い興味深いです。コップの水の残りを少ないと感じるか、まだあると感じるかのような話ですが経営には両面の見方が必要なため議論にはなりますが大筋を間違えないのではないかとも感じています。時に一方がアクセルを踏み片一方がブレーキに足をかけて不安げに見守る。そんな状態が経営の健全な状態なのかもしれません。テレビドラマのような一枚岩の会社がエイエイオー!的に盛り上がると

反対方向に行ったとき戻ってこれないのかもしれません。僕ら世代はこのエイエイオーの精神が染みついているので満足感が低いし充足感も足りない感じがしますが徐々に顧客への信頼が積み重なっていく感覚こそ会社の成長なのでしょう。道程で気付かずある時ふと振り返って通ってきた道への影が長くなった時に安堵と満足を感じるのかもしれません。一体感は

必要なのでしょうが、スポーツのような一気呵成の興奮感は経営には必須ではないのかもしれません。そんなことも知らないのかと怒られてしまいそうですが実際そんな感じがする今日この頃であります。雨が降ると来し方行く末を考える癖があります。今日の雨を見ながら

短い2年数か月を回想してしまいました。今日も現地販売です。雨が上がってどんなお客様とのご縁が持てるか、楽しみにしていきたいと思います。

昨夜の金融市場では米国市場で予想に反して雇用者数が5月伸びたこと債務上限問題が可決されなくなったことで株式市場は大幅高日経先物も上がって31900円と32000円も通過点ではないかとの勢いです。FRBのパウエル議長の胸中は如何程でしょうか?

利上げを進めても一向にインフレが落ち着く要素が払しょくできない。手前の金利を上げれば景気に大きく水を差しかねない、ジレンマに駆られているといいます。市場での金利と言えば過去最長期間逆イールドが続き10年債は3.69%で推移しています。大手米銀はFF市場で無リスク5%で運用できるのですからウハウハでしょう。企業も上がったとはいえFF金利より低利で社債が発行できれば会社への名目もたつでしょう。企業活動はFF金利が上がっても長期の資金が低利で調達できる、変わった状態になっています。本来であれば景気後退懸念を市場が発しているとみられる逆イールドが経済を円滑に進めてしまうという

変わった状態になっているように感じられます。この状態が長く続くかはわかりませんが

過去にはあまりない状況ですので短命とみるのかこれがコロナ後のインフレ下の市場なのか

長く市場にいる人ほど頭の中がクエスチョンになってくるのではないでしょうか?

とはいえバブル後最高値を更新することが来週の日本市場で起こるようですので、不動産にも追い風です。コップの水理論ですが溢れんばかりのコップの水をまだ入ると読むのか、

一杯とみるのか、実はコップの大きさがそもそも大きかったという事も考えながら、

事態を考えてみる必要があるのかもしれません。「まだはもうなり、もうはまだなり」

相場格言は今回如何に働くのでしょうか?

2023年6月3日


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