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時代のニーズに合った商品を提供できるか問題。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。昨日は暑かったですね。今日も暑いようです。不動産業界で内覧販売会を開催される方、夏日が予想されていますので気を付けましょう。弊社でも「等々力パークホームズ」東小松川3全館空調新築戸建」「大森永谷マンション「ヴェレーナ浅草」東浅草土地2区画」(青文字リンクで物件概要にジャンプします、クリックしてください。)の内覧販売会を開催します。何卒宜しくお願い致します。

昨日ハウスメーカーの方とお話した際、興味深いキーワードを聞きました。大手情報サイトが今年の潮流として「2世帯住宅」を挙げていたそうです。不動産価格が上がっている今、そして高齢化が進む現在。老々介護などの不安から子供に近くに住んで欲しい親世代と不動産を購入したいが高額で買えない子供層のニーズがかみ合っているそうです。古くて新しい話題ですが、親世代が物件を購入した時代はニュータウン全盛、郊外の一軒家が主流でした。通勤の問題がリモートの普及で業種によっては解消されている今、よりお互いのニーズがマッチしていると感じます。政府は親世代から子世代への資産の移動を円滑にするために住宅購入に際し「贈与」の非課税枠を設定し子世代が住宅を買いやすい制度を作りました。当初は都心のマンションが購入の中心でしたが市場に動きが出ているのかもしれません。ペアローンが住宅ローンの30%を占めているという記事が出ていました。業者内では住宅購入贈与非課税枠が高額の都心マンションの支えになっていると話題になりましたが、別の話題で親の介護の話も出ました。施設にも入れない親世代の介護が問題になっていて子育てと相まって時間を作るのが難しいし負担になっているという話題でした。今回の2世帯住宅の話題は土地があり子世代と生活圏が近いという方限定のお話ですが、暮らし方も核家族と言われた時代からの転換点になり戸建メーカーの商品設計にも影響を与えそうな気がしました。戸建メーカーの苦戦が間取りや低価格路線だけでなく2世帯を取り込める間取りが提供できれば売り上げも変わってくるのかもしれません。同じようなパッケージで販売する時代が変わってきているとすると建築条件付きの住宅にも勝機が出てくるのかもしれません。市場は動いていて顧客のニーズが常に変化しているという事を改めて感じました。古い頭を常に新たな発想で転換する訓練必要ですね。



2024年4月29日

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