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秋は体力増強。長い期間を見通せる目が欲しいですね。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今週は日照時間が短いように感じます。昨日の夕方、小雨の中自転車を漕いでいて人形町駅の地下鉄への空気を送るグレーチングの上で滑って転んでしまいました。情けない。i phoneのヘルスケアのアプリで1日の概算消費カロリーが分かります。個人差が大きいと思いますが座り仕事が多い私はひどいときは消費カロリーが50キロカロリーを下回ります。ほぼ動いていないので、運動神経が鈍っていて転倒したのではないかと分析して、できるだけ動くよう決めました。秋ですしね。今週に入り金融市場は巻き戻しが続いています。FRBの高官が利上げについて鳩派の発言をしたことで金利が大きく下げ株が上昇しています。米国10年債は3.68%と0.12%下がりました。中東の紛争が拡大するとの見通しから安全資産と言われる債券に資金が流れたとも言われています。前日はオイル価格が高騰するため、インフレで金利上昇とも言われてましたから移りげな市場です。IMFは世界的な利上げで来年の世界成長を2.9%と予測しています。中国景気の低迷が影響するようです。中国不動産第一位、カントリーガーデンの債券支払いが延期される事も懸念されています。注視していく必要があると思います。東京カンテイが発表した9月の新築戸建ての平均売り出し価格は東京23区で5か月ぶりに3.5%上昇し1戸当たり7122万となりました。記事によるとハウスメーカーが比較的好調な城北、城南地区に販売を集中させたことが影響しているといいます。供給数では板橋区が前年比47%減葛飾区が39%減と地域によって供給数にばらつきが出ています。城東地区は需給ギャップが大きくなっている地区で販売がここ数か月弱くなっていると現場でも話題になっているエリアで東京の西側の需要が価格に追いつかなくなる懸念を持っている現場関係者も多いです。顧客動向を見ても潜在顧客は多いのですが価格見合いで見送っている顧客も多く仲介業は苦戦が続いていると言えます。世界的なインフレは長引いていますが「神の手」と言われる需給はそろそろターニングポイントを示唆している気がします。現在の市場を支えているのは中国大陸からのマネー。政情不安から資産を移す動きと言われています。安全資産として日本が選ばれるのはうれしい事ですが、値段関係なく資金を逃避させる狙いが見えるとそこは浅いのではないかと感じてしまいます。仕入れをしている方には難しい時期ですが、仕入れて建てないと収益が出ないデベロッパーの皆さんの心中幾ばくでしょうか?

2023年10月11日

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