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首都高速KK線の公園化。開園は2030年頃だそうです。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝方雨が降りましたが日中は天気が持って営業に影響が出なくてよかったです。

円安が止まりません。ドル円は154円台後半での推移、20日から始まるG20を前に日米韓財務大臣が会談を急遽行う事になりました。歴史的な円安を議論すると思います。岸田首相の訪米が終われば介入すると考えていましたが米国のインフレが思いのほか長期化して利下げがしにくい状況で国債金利が上昇している段階での介入はメッセージ程度の効果しかないと当局者が考えているのかもしれません。154円台に入っても世論が騒ぎ立てていないのも気になります。円安が短期的には経済に良い影響を与えるという見解が多い事も介入を遅らせている原因かもしれません。中東情勢の悪化もインフレを助長します。また、米海軍第7艦隊は17日、哨戒機が台湾海峡の国際空域を飛行したと発表しました。声明で「国際法に従って台湾海峡で活動する事により、米国はすべての国の航行権と自由を守る」としました。これに対し中国人民解放軍は状況を監視し、米海軍の哨戒機に警告を発する為、戦闘機を派遣したと表明。米軍機の飛行は公の場での過剰な宣伝活動であり、「法規制に従って」米軍機に対処するため、戦闘機を派遣したと述べました。台湾問題もきな臭くなってきました。為替の変動は株や金利にも影響を与え不動産業にも影響を与えます。状況を注視しています。

東京都は2024年4月10日、京橋三丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可すると発表しました。再開発地区は東京メトロ銀座線の京橋駅に近い中央区京橋三丁目の約0.9ヘクタール。「KK線」こと東京高速道路北側の「警察博物館」を含む区画に、地上35階、地下4階建てのビルを建設します。これは、「KK線」の廃止と緑道化にともなう地域の開発計画のひとつ。KK線は今後、自動車道としての機能を廃止し、「トウキョースカイコリドー」という高架緑道に生まれ変わる予定です。再開発ビルは2階レベルでその高架緑道に直結するほか、地下鉄京橋駅とも直結します。さらに、トウキョウスカイコリドーの下には首都高C1都心環状線の機能を代替する地下新線「新京橋連結路」が構築される想定です。再開発ビルには、「アート・ものづくり文化の発信・育成・交流の場を形成する施設」や、地域全体の国際競争力強化に資する「国際水準の宿泊施設」などが入居する想定です。東京都都市整備局によると、警察博物館を含めた現在の区域にある施設や事業者が、この建物に入居するかどうかは、まだ決まっていないといいます。協議などを経て、それを明らかにする「権利変換計画」の認可が2024年度中、工事着手が2026年度、建物の竣工が2030年度の予定です。なお、高架上のトウキョウスカイコリドーと地上を行き来する拠点となる「縦方向の動線」は、この京橋三丁目東を含め、計6か所が想定されているそうです。 NYマンハッタン西側ではハイウラインという廃線跡が公園化され観光名所となっています。首都高KK線は京橋から銀座、新橋まで都心を通る高速です。公園化されれば都心のオアシスとして多くの人を集めそうですね。その後には日本橋の上の高速が地下化され日本橋に空が戻ってきます。伴う再開発も進みます。都心に緑と川沿いの潤いを提供するプロジェクト、東京がもっともっと魅力的になりますね。 



2024年4月17日

 

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