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雑感 物価について。肌感覚と指標。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は雨。天気がすぐれないですね。桜が心配ですが今年は入学式まで桜が持ちそうです。入学式が満開の桜に見送られるのは久し振りな気がします。

昨日は指標と肌感覚の違いについて書きました。今日の報道では電気自動車が苦戦とあります。中国を除く世界各国で電気自動車への補助金が無くなったり充電場所などのインフラが整っていない事が理由なようです。1月~3月の世界販売が9%マイナスだっといいます。中国は国策で電気自動車の普及に力を入れていますので世界シェアはBYDの世界シェアが44%米国テスラは27.1%となっています。テスラは電気自動車業界を牽引していましたが価格の面での見劣りがシェアに反映しているようです。因みに日系は3%と欧州系の19.7%に大きく水を開けられています。普及率は中国で30%、欧州は20%程度日本やアメリカは5~10%と言われています。確かに肌感覚では日本、NYでもそんな感じです。アメリカでもカリフォルニア州などは電気自動車普及に積極ですからまた感覚が変わるのでしょう。 ランダムになりますが為替相場はどうでしょうか?最近は150円台が定着したドル円レートですが、アメリカに行ってみるとよく言われているようにかなり物価が高いと思います。NYで朝食を普通に取ってベーグルとコーヒーで8ドル~10ドル、昼食のハンバーガーのセットは15ドル前後でした。日本のハンバーガーセットは700円前後ですからかなり高く感じます。仮にドル円が100円だとしても倍の開きがあります。労働力対価も違います。NYの最低賃金は15ドル日本は東京で約1000円です。労働力対価から収入が1.5倍だとすれば差は狭くなります。そうすると為替レートの影響が問題になってきます。為替レートは総合的な市場の判断ですからレート個別の問題ではありませんので比べるのは危険かもしれませんが、円は安すぎる気がします。日本の金利が低すぎるのか海外のインフレが高すぎるのか?最後は収斂してくのが市場ですから個人的には130円程度に収まっていくのではないかと思います。複合的に考えるとその時の日本の金利は指標10年債は2%に近づいているのではないでしょうか。そうすると変動住宅ローン金利は?不動産業を営んでいるとどうしても本業への影響を考えてしまいます。

報道では140兆円に上る企業の内部留保が金利のある世界で動き出さざるを得なくなるといいます。すると日本経済は順調によくなる事が予想されます。賃金も順調に上がれば金利はより正常化され高くなるのでしょう。その時我々はどのように顧客に対して住宅をセールスしていくか、顧客の目線で考えていかなければなりません。肌感覚では不動産市場は踊り場に入っています。市場的にはピークかもしれませんが不動産は投機ではありません。実需の案件に対して顧客により良い提案ができるかがカギになります。売主と買主のバランスも考えながら仲介する技術が必要になってきていると肌で感じています。

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2024年4月4日

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